CROSS TALK 座談会
talk member
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2016年入社 宮崎
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2013年入社 大塚
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2015年入社 宇佐美
所属店舗や入社のタイミング、ネイリスト歴も違う3人に集まってもらい、それぞれの視点で百貨店の雰囲気、ネイリストとしての個性の出し方やこだわり、お客様への思いなどをたっぷり語ってもらいました。
ネイルバーだからこそ得られた経験談や、リアルな声をお伝えしていきます。
01
百貨店で働くということ
“百貨店の中にある”ネイルサロンであるということがネイルバーの特色。まずは3人に、働き始めたときの気持ちや入社後だからこそわかる百貨店の雰囲気について語ってもらいます。
- 宇佐美
- 入社してすぐ配属になった百貨店であいさつや礼儀作法、百貨店の歴史を研修で学んだことで、お客様を大切にしたい思いも強くなりましたね。身だしなみは百貨店のイメージに合わせた髪色など、ネイルバーに基本的なルールがあったので不安はありませんでした。
- 大塚
- 私は“正しい敬語が使えるかな”と、新人のころにあった心配事もネイルをしている最中にお話しさせていただくことで克服し、柔らかい敬語や接客を覚えることができたと思います。ネイルバーに訪れるお客様以外と接する機会もあり、自然に身につきましたね。
- 宮崎
- 海外から旅行中にいらっしゃるお客様も多いですよね。英語が話せなくても、翻訳のアプリや外国語表記のメニューで対応しています。こういう経験を積み重ねられるのも百貨店だからこそ!
- 宇佐美
- 観光中や出張の合間に訪れるお客様とたくさん関わり合うことができますしね。年齢もお住まいもさまざまですがネイルや美容に関心が高いお客様が多く、お爪やお手入れのお話しをさせていただくと会話がはずむんです。
- 宮崎
- お化粧品のフロアから来店されて、おすすめのコスメを教えていただいたり・・・私も美容に詳しくなって“入社時よりきれいになったね”とお客様に言われてうれしかったことがありました。
- 大塚
- ご予約の日でなくても、お買い物の途中にお店の前から気軽にお声がけいただけるのもうれしい!百貨店という環境と、指名制ではないネイルバーだからこそ幅広い層のお客様と出会うことができるんだと思います。
02
ネイルの情報はどこから?
ファッションやメイクのように日々進化しているネイルデザイン。トレンドやネイリストとしてのセンスはどのように磨いているのでしょうか?
- 宇佐美
- SNSからキャッチすることが多いですね。ネイルバーも各店舗、インスタグラムをやっているので、情報を共有したり。芸能人や他のネイルサロンがアップされているネイルもチェックして、いつでもお客様のリクエストに応えられるようにしていますね。
- 宮崎
- 百貨店内の朝礼で各シーズンのトレンドカラーや洋服の流行を教えていただけるので、お客様がデザインに悩まれた時もご提案しやすいですよね。“こういうお色が流行るらしいですよ”とお話しさせてもらったり。
- 大塚
- お客様のお洋服やお肌、リップの色からイメージして1から色を混ぜてお作りさせてもらうこともあるので、情報収集は欠かせませんよね。可愛い仕上がりになったらお写真を撮らせていただいて、店舗のインスタグラムにアップさせていただくこともありますよ。
03
自分のネイルどうしてる?
ネイリストにとって自己表現の場所でもある自分のネイル。長さは?ストーンは?それぞれの“こだわり”を聞いてみました。
- 大塚
- “爪の長さは指先から1cm程度にしておく”というネイルバーのルールがあるので、洗練されたイメージや清潔感を与えられるようなネイルにしています。カラーやストーンなどでキラキラとさせた輝きをみせることもありますね。
- 宇佐美
- 私はもともとシンプルなデザインが好みですが、来店されるお客様に“同じようなデザインにしたい”と言われるようなネイルを心がけていますね。いつでも“このお色やデザインがおすすめです!”と言えるようにしています。
- 宮崎
- 大きいストーンをのせたり、自分がこだわっている部分を“真似したい”と言っていただけるとうれしいですよね。お客様にクリームを使ってトリートメントをしていると自分の手先もキレイになるので、自分のネイルを施すのもますます楽しくなります。
04
嬉しかったこと、大変だったこと
入社後、研修や実践を積み重ねながらネイリストとしてステップアップしていった3人が、これまでネイルバーで経験し、感じたこととは?
- 大塚
- 新入社員1年目でまだ自信がなかったころから、20年以上通われているお客様のネイルをずっとさせていただいています。指名制ではないのですが私のことをいつも気にかけてくださり、毎月のご来店が励みになっていますね。
- 宇佐美
- 新人で初めてお客様の手に触れたときのこともすごく覚えています。先輩と並んで片手のみお手入れさせてもらったんですが、緊張している私にお客様の方から“大丈夫”“がんばって”と言っていただきました。空気がとても和んでありがたかったです。
- 宮崎
- 新人の頃から見てくださっている先輩やお客様に褒められたり、ハンドトリートメント中に “癒される”と言っていただけるのも本当にうれしい。最初は覚えることが多く大変なことや緊張もありましたが、周りの人の優しさで乗り越えられましたね。
- 宇佐美
- ケアの話でいうと、割れやささくれ、二枚爪に悩んでいたお客様にお手入れやホームケアのアドバイスを半年以上前からさせていただいていて。今ではカラーも塗れるほどキレイな手先になったんですが、お客様と喜び合えたことが最近の特にうれしかった出来事です。
- 大塚
- あとは成人式やブライダルなどのイベント!着物やドレスに合わせて一緒にデザインを考えたり、私自身もわくわくしながらケア、ネイルをさせていただきました。普段ネイルをしないお客様の“初めて”に携われると感動します。
- 宮崎
- お忙しく、お疲れの中でご来店いただいたお客様にフットメニューで“気持ちいい”と言っていただいたり、仕上がったネイルを見て笑顔になってくださると私たちも元気をもらえますよね。大変だったことはうれしいことの積み重ねで忘れちゃいます。(笑)